2016/3/27
第3回 RCA潜入!
ロンドンには『Royal College of Arts』という学校があります。
2015年QS世界大学ランキングでは、アート・デザイン分野で世界一に選ばれています。卒業生はデザイナーのジャスパー・モリソンや映画監督のリドリー・スコットなど錚々たる面々。
このたび、そんな世界最高峰の学校に潜入する機会がありましたので、興奮さめやらぬままに報告したいと思います!
↑校舎外観。(1960年代竣工)
今回の目的は3日間限定で行われていたSchool of Architecture部門のショーを見ることです。今回は建築コースとインテリアデザインコースの1・2年生の作品を数多く展示していました。
テムズ川沿いの都市計画など、テーマ毎の展示が並んだり
何日かかったのか想像できないほどの、精巧な模型があったり
「実在の人達がロンドンの住宅事情や仕事の厳しさを訴えている」
写真があったり。。。
面白いなぁと思ったのは『ヒーローのための家』コンセプト紹介。
よく読むと前述の展示とも共通するロンドンの住宅事情を皮肉る内容でした。
人工大理石…?と思った展示台はスポンジ製。節約も兼ねた遊び心。
2フロアにわたる展示は抽象的な物から実践的な物まで幅広く
長時間見入ってしまうものでした。
そしてなんと、私のハウスメイトの子がこの学校に通っているのです!
卒業制作のため登校していた彼女が校内を案内してくれるという
ラッキーがありました♪ 早速色々な学科を見て周ることに。
ハウスメイトの作業場があるファッションデザイン科。
テキスタイルデザイン科。この工場感…!
最後に建築&インテリアデザイン科。
日曜日ですが何人か熱心に作業をしていました。
そして、この学校のシンプルなエレベーターホールに味のある階段と木の手摺。日本の古い市役所や図書館にも共通するこの雰囲気が、私はとても好きでした。
忙しい中案内してくれたハウスメイトに感謝。
しかし毎日通えるあなたがうらやましい・・・!
ともあれ、中にいるだけでワクワクするような素敵な学校でした。
またイベントをチェックして潜入したいと思います^^