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かんなのひとりごと

第8回 一時帰国・・・空港にて

このブログを書いている今現在、私はヒースロー空港ターミナル5にいます。
予定ではあと1時間でフライトですが、どうやらトラブルのようで…スーツケースとバックパックを背負い待機中です。
最悪の場合明日のフライトに変更になると言われました。

さてどうなることやら?!

 

 

こんなハプニングは旅につきもの。そう思うことにしてこれまでを振り返ってみたいと思います。
さて、私は1月から半年間の語学留学を終え日本へ一時帰国します。
思えばあっという間の6ヵ月で、楽しかったこともしんどい思いをしたこともたくさんありました。
慣れない環境でのストレス、年下ばかりの学校生活…笑
中でもやはりIELTSという英語の試験が一番の挑戦であり難関でした。

 

 

IELTSとはイギリス版TOEICのようなもので、このスコアにより大学入試に挑戦できるかが決まります。
独特の問題形式でコツがあるため、独学だとなかなかスコアが伸びません。
私は語学学校の試験対策コースを1ヵ月取り、さらに試験を2回受けてやっと目標のスコアに到達することができました。
今思い返すと大学入試以来の試験勉強はなかなかハードで、それだけに先生と分かち合った喜びはひとしおでした!
この後の進路については散々考えた結果、ロンドン芸術大学の短期コースで建築内部空間のデザインについて学ぶことになりました。
現地の学生に混じって勉強するため、果たして自分の英語力は通用するのかどうか…不安は尽きませんがとても楽しみです。

 

 

8月から通うキャンパス、チェルシーカレッジオブアートです。
さて話は変わり…ここ最近で最も注目を集めている話題がイギリスのEU離脱ではないでしょうか。
イギリス国民ではない私も正直ショックを受けました。
当日はアイスランド旅行からの帰りで空港近くのホテルに泊まっていて、夜10時頃から夜中の3時までテレビから目が離せませんでした。
こんな局面でさすがだなと思いますが、投票のライブ速報を建物にプロジェクションマッピングで映していました。

 


この写真は午前2時頃。この時点では残留はが上回っていましたが…結果は周知の通り離脱です。
たくさん報道されていますが、イギリス国内の地域によって・また年代によってくっきりと意見が分かれた結果になりました。
私のまわりのロンドン在住の人達は皆一様に落胆しています。
年配の人ほど離脱に投票した人が多かったようですが、ロンドンでは老若男女問わず「なぜだ」「これからどうなるんだ」というムードに包まれています。
どちらの結果がよかったのか、今はまだわかりません。
ただ、移民の多いロンドンに半年暮らしてみて「diversity=多様性」に寛容な所がこの国の1番良い所だと強く感じています。

 


それが今回の結果によって将来的に失われてしまうとしたら、とても悲しいし怖いことだと思います。

たまたまですがこの転換点に身近に立ち会えたことは、私にとってかなり貴重な体験でした。
…という感想を結びとして、搭乗を待ちたいと思います!
次回は日本からお送りします(^^)/

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