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かんなのひとりごと

読書の夏

なかなか建築関連の本以外から遠ざかってましたが

数カ月前に買った芥川賞掲載の文藝春秋を今さらながら読み終わりました。

受賞作品は「東京都同情塔」。

東京オリンピックの際に予算オーバーにより計画が見直しとなり幻の計画となってしまったザハ・ハディド案のまま国立競技場が建築された架空の世界での話。(現実は再度コンペがなされ隈研吾さんに設計者が変更になりましたね。)

建築好きなら読みたくなっちゃいますよね!ということで
話題も過ぎ去りましたが私も読みました。

主人公の女性建築家・牧名沙羅は私の中では「タワー」つながりで、歌舞伎町タワーを設計された永山祐子さんをイメージして読んでいました。が、日経アーキテクチャという業界誌に取り上げられていたのですが作者の九段さんはモデルは丹下健三さんとザハ・ハディドをミックスして考えたとのコメントが…。全然違いましたね(汗

けど、本は自分のイメージでビジュアルも声も作れるのが楽しいですよね。読み手の自由です!

 

散歩がてら本を一冊持って公園やカフェで読書にふけるのもおすすめですよ。

その際は是非「けんちくとカフェkanna」へ!!(笑

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